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EXILE CUP 2019東海大会 LA vita FUTSALCLUB U12が初出場初優勝 #jfa

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EXILE CUP 2019 予選大会10会場目となる東海大会が8月18日(日)に岐阜県の長良川競技場で行われ、東海地区から52チームが集結し、35度を越える厳しい暑さにも負けずに激戦をを繰り広げました。開会式にはDOBERMAN INFINITYのGSさん、DEEP SQUADのYUICHIROさん、KEISEIさん、宇原雄飛さん、比嘉涼樹さんが駆け付け、「主役は皆さん。今日を思い出に残る一日にしてください!」と選手たちへ熱いメッセージを送りました。

予選リーグは4チームずつ13ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームの中から成績上位の3チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出します。
予選リーグで目を惹いたのは、今年のJFAバーモントカップ第29回全日本U-12フットサル選手権大会(以下、バーモントカップ)で日本一に輝いたBRINCAR FC(愛知県)でした。1試合目からバーモントカップ岐阜県代表の翼SCレインボー垂井(岐阜県)と激突し、多彩な攻撃を持つBRINCAR FCが6-1と貫禄を見せました。決勝トーナメントでBRINCAR FCに待ったをかけたのは、本大会初出場でバーモンドカップ三重県代表のLA vita FUTSALCLUB U12でした。連動したチームディフェンスでBRINCAR FCの攻撃陣を封じ込め、1-1でPK戦へ持ち込むと、2本連続で阻止し、決勝戦へ駒を進めました。

決勝戦の相手は、2年ぶりの優勝を目指す本大会常連の強豪・PIVO(静岡県)です。立ち上がりからPIVOが積極的に攻撃を仕掛けますが、LA vita FUTSALCLUB U12は堅い守備からボールを奪うと、スピーディーなボール回しで一気に反撃に転じ、先制点を挙げます。試合を優位に進めるLA vita FUTSALCLUB U12は、後半にも鉄壁の守りから2点を追加、PIVOはロングシュートで打開しようとしますが、好セーブを連発され終了間際に1点を返すも、そのまま3-1で試合は終了となり、LA vita FUTSALCLUB U12が初出場で初優勝を飾りました。

優勝:LA vita FUTSALCLUB U12(三重県)
準優勝:PIVO(静岡県)
3位:聖隷ジュニアフットボールクラブ(静岡県)、関市武儀サッカースポーツ少年団(岐阜県)
チームは9月15日(日)に愛媛県今治市で行われる全国決勝大会に進出します。

次回の関東大会2は、8月25日(日)に千葉県のフクダ電子フィールドで行われます。

優勝チームコメント

池山大貴監督(LA vita FUTSALCLUB U12)
今年の1月に立ち上げたばかりのチームで、4月にバーモントカップの三重県大会で初出場初優勝することができて、先週まで全国大会に行っていたのですが、まさかEXILE CUPでも初出場で優勝できるとは思っていませんでした。普段から選手の判断を重視して指導していることと、バーモントカップで3戦全敗だったことを踏まえて、今大会に向けて対策を練ってきたことが優勝という結果につながりました。ベスト8からは守備的な戦術に切り替えましたが、今大会で初めてトライしたシステムにも関わらず、選手たちがよく順応してくれました。普段から判断力を鍛えていることで、応用が利いたのかなと思います。

荒木琉偉選手(LA vita FUTSALCLUB U12)
バーモントカップで3連敗して、リベンジをしたいという気持ちがあったので、優勝できてうれしいです。「集中しよう」と声を掛けながら、みんなで最後まで集中してできたことでいいプレーが増えたと思います。(準々決勝ではPKストップで勝利に貢献したが)全国へ行くために、「絶対に止めてやる」という気持ちでPK戦に入りました。止めることができてよかったです。そこで波に乗ることができ、準決勝と決勝も勝つことができたと思います。バーモントカップのリベンジのために、全国大会でも1試合1試合集中して、優勝できるように取り組みたいです。

大橋銀介選手(LA vita FUTSALCLUB U12)
みんなで話し合ったり、試合中も励ましの声を出したり、チームワークを大切に戦いました。自分の得意なプレーは切り返してからのシュート。決勝の得点はいいコースに蹴ることができて印象に残っています。バーモントカップで3連敗した悔しさを、全国大会でぶつけられるようがんばりたいです。

準優勝チームコメント

石神恒行監督(PIVO)
2年ぶりの決勝でしたが、ここまで来られるとは考えていませんでした。決勝の後半は良いゲーム展開になりましたし、選手は持っている力を存分に出して悔いなくがんばったと思います。よくここまでやってくれたと、選手を褒めてあげたいです。


本日8/24(土)10:00よりチケット一般販売(先着順)開始! #jfa #daihyo

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9月23日(月・祝)に新潟/シティホールプラザアオーレ長岡、9月25日(水)に愛知/武田テバオーシャンアリーナで開催する「国際親善試合」の一般販売(先着順)を、8月24日(土)10時より開始します。

一般販売(先着順)

発売開始日

8月24日(土)10:00~

 チケット販売概要はこちら

国際親善試合

[ 第1戦 ] 2019/09/23(月・祝) 14:00キックオフ(予定)
対タイ代表(新潟/シティホールプラザアオーレ長岡)

[ 第2戦 ] 2019/09/25(水) 19:30キックオフ(予定)
対タイ代表(愛知/武田テバオーシャンアリーナ)

大会情報はこちら

第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まる #jfa #JYD

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JFA第15回全日本大学フットサル大会が23日(金)、大阪府の岸和田市総合体育館で開幕しました。初日は1回戦の4試合が開催され、ベスト8進出チームが出そろいました。全12チームのうち、サッカー部は3チームが出場していましたが全て敗退し、普段からフットサルをプレーしているチームがベスト8に駒を進めました。

今大会からはレギュレーションが変更となり、1回戦からノックアウト方式で開催されています。負けたら終わりの一発勝負で、Aピッチでは山口大学フットサル部(中国/山口)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が激突しました。前半はスコアレスで終了しましたが、後半に入ると北九州市立大が中村陸駆選手のミドルシュートで先制します。このゴールで勢いづいた北九州市立大は、ここからゴールを重ねていき、山口大の反撃を1点に抑えて4-1で勝利しました。

Bピッチで行われた北海道大学エスペランサ(北海道)と金沢大学サッカー部(北信越/石川)の試合では、4分に増田俊介選手がゴールを決め、金沢大が先制します。しかし、フットサル経験の豊富な北海道大は、わずか1分後にセットプレーから夘都木滉太選手が同点ゴールを決めると、11分にも窪田恵之選手が追加点を決めて逆転します。後半の立ち上がりにも1点を加えた北海道大は、その後、決定機阻止でGK池田祐真選手が退場となりますが、途中出場したGK吉田智樹選手の活躍もあり、相手の反撃を1点に抑え、3-2で準々決勝進出を決めています。

12時半にキックオフされた2試合でも、フットサル部がサッカー部に勝利することとなりました。Aピッチで行われた宮崎産業経営大学サッカー部(九州2/宮崎)と愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)の試合では、前半に宮崎産業経営大が2点を先行します。しかし、前半終了間際に1点を返した愛知学院大は、後半に入るとゴールラッシュを見せます。小倉健人選手が4ゴールを挙げる活躍を見せ、計6得点を奪い、7-3で勝利しました。

Bピッチの高知大学サッカー部プログレッソ(四国/高知)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)の試合では、開始2分で東北大が2点を挙げて、試合を優位に進めていきます。高知大も時間の経過とともに徐々に普段プレーしているサッカーとフットサルの違いに慣れていき、良いプレーが見られましたが前半は東北大が4-2とリードします。後半は互角の戦いを見せて1-1となりましたが、前半のリードで優位に立った東北大が5-3で勝利し、ベスト8に駒を進めています。

JFA 全日本U-18フットサル選手権大会でも上位3クラブをFリーグの下部組織が占める結果となりましたが、今大会でもベスト8進出チームが全てフットサル専門チームになるという結果になりました。大会2日目となる24日(土)には、準々決勝と準決勝が行われ、決勝に進出する2チームが出そろいます。どのチームが日本一に王手をかけることになるでしょうか。

選手コメント

中村陸駆選手(北九州市立大学フットサル部シュティアドール)
新チームになってこの大会を目標にして、やっと全国に出られたことで前半は少し硬さもありました。相手もハードワークをしてきたので、それにリスクを考えすぎる部分もありましたが、全員で思い切ってプレーできた結果、勝つことができたと思います。先制点は前半のうちから狙っていた形だったのですが、パスの出し手とタイミングが合っていませんでした。ハーフタイムにそこを含め、修正できた結果が点につながったと思います。明日は優勝候補の多摩大との試合になりますが、目の前の試合、一つ一つの試合に100%の力を出して臨みたいと思います。

青沼聡選手(東北大学フットサル部ディーグッチ)
厳しい戦いになりましたが、勝ち切ることができてよかったです。全国大会は応援も多くて、すごく楽しいですね。高知大はサッカーっぽい戦いを仕掛けてきたので、昔、サッカーをやっていた当時を思い出してプレーできたので楽しかったです。自分たちは組織的な守備が持ち味で、カウンターから1点を奪うのが持ち味なので、後半は守備のラインをハーフウェーラインに設定して戦いました。いろいろと戦っていく中で課題も見つかってよかったですし、連戦できつくなりますが大阪成蹊大に勝てれば優勝も近づくと思うので、頑張りたいと思います。

國澤優太選手(高知大学サッカー部プログレッソ)
序盤に2点を取られてしまったのが、一番の敗因だと思います。全国大会はおととし以来でしたが、その時は同志社大に0-11と大敗してしまいました。今年こそはという思いで1勝を目指して臨みましたが、経験不足が出てしまったと感じています。1回生の時からフットサルをやっていた選手は4回生になってAチームに入ったので、サッカーの総理大臣杯に向けて準備をしていて今大会は出ていません。フットサルをやることでサッカーに生かせることは多いですし、フットサルにもサッカーの経験は生きると思うので、両方をやることが良いと思っています。

小菅竣也選手(金沢大学サッカー部)
普段はサッカーをやっていて、フットサルはこの大会の予選が初めてという選手が多かったです。相手はフットサルをやっているチームで、できたこと、できなかったこと両方ありました。負けたのは悔しかったですが、楽しかったです。北海道大はプレッシャーの速さ、パスを出したら抜けていく動きが徹底していた印象に残りました。プレーしながら少しずつ慣れていき、自分たちもパスを出して抜ける動きができるようになり、崩せるようになっていったと思います。敗者戦を楽しんで勝って、良い気持ちで帰りたいと思います。

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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多摩大と桐蔭横浜大の決勝進出が決定 第15回全日本大学フットサル大会 #jfa #JYD

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岸和田市総合体育館で行われている第15回全日本大学フットサル大会は、24日(土)に大会2日目を迎えました。準々決勝の4試合と準決勝の2試合が行われ、決勝に進出するチームが決まりました。

10時よりピッチAで行われた準々決勝では、多摩大学体育会フットサル部(関東1/東京)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が対戦しました。東京都大会、関東大会を優勝して2大会ぶりに全国大会に乗り込んできた多摩大は、2分に南雲颯太選手のゴールで先制。その後もコンスタントに得点を重ね、南雲選手が計4ゴールを記録した多摩大は、8-2で勝利してベスト4進出を決めました。

同じ時間にピッチBで行われた試合では、3大会ぶりに出場した神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ(関西/兵庫)が北海道大学エスペランサ(北海道)と対戦しました。序盤からボールを保持して攻め立てた神戸大でしたが、得点を挙げられません。逆に北海道大は少ないチャンスをものにして、中川颯人選手が先制点を挙げます。前半のうちに神戸大は逆転しましたが、3-3で迎えた38分にCKから夘都木滉太選手がゴールを決めると、これが決勝点となり、北海道大が準決勝に進出しました。

12時からの試合でも、関東と関西の明暗が分かれます。桐蔭横浜大学フットサル部(関東2/神奈川)は、愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)と対戦し、現役Fリーガーの堤優太選手の2ゴールの活躍もあり、5-3で勝利しました。一方、東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)と対戦した大阪成蹊大学フットサル部(開催地/大阪)は、2-1でリードしたまま試合終盤を迎えましたが、試合時間残り1分51秒で追いつかれ、PK戦に入りました。PK戦は7人目で決着がつき、PKスコア6-5で東北大が4強入りを果たしています。

8/24(土) 大会2日目準々決勝ダイジェスト

準決勝の第1試合では、多摩大と北海道大が激突。多摩大は10分に右サイドから松山尚輝選手がゴールを決めると、すぐに木村芳之選手も続き、2点リードで前半を折り返します。後半にも多摩大は、丸田健太郎選手が見事な個人技からゴールを決めるなど得点を重ねていき5-3で勝利を収め、同校初となる決勝進出を決めました。

準決勝の第2試合では、桐蔭横浜大が開始5分で3点をリードする有利な展開となります。しかし、ここから東北大も反撃を見せ、4点を奪って試合をひっくり返しました。ここで桐蔭横浜大は堤選手が存在感を示し、同点ゴールを決め、前半を4-4で折り返します。点の取り合いは後半も続きます。22分に新藤貴輝選手のゴールで再びリードした桐蔭横浜大は、29分にも根本佑選手のミドルシュートで2点差をつけました。その後、北畠寛之選手にハットトリックとなる3点目を決められましたが、三原秀太選手のループシュートで7-5とした桐蔭横浜大が、初出場ながら決勝に勝ち進みました。

8/24(土) 大会2日目準決勝ダイジェスト

この結果、大会最終日となる25日(日)は、3位決定戦が北海道大対東北大、そして決勝が多摩大対桐蔭横浜大というカードが決定しています。前回大会に続き、関東勢の対決となった全日本大学フットサル大会。どちらが優勝しても、初優勝。果たして令和最初の大学フットサル王者に輝くのは、どちらになるでしょうか。

監督・選手コメント

柴沼真監督(大阪成蹊大学フットサル部)
選手たちには、「相手は1試合を終えてアクセルを踏んだ状態でくる。私たちはここからアクセルを踏むんだ」と伝えて、集中することが必要と伝えました。ただ最初に失点をしたことを含めて、自分たちのペースに持っていくまで時間がかかりました。その差は出たかなと思います。良い選手がそろっていただけに、申し訳ないです。関東の2校は経験値が高く、チームのつくり方にも差があると改めて感じました。

菅原健太選手(桐蔭横浜大学フットサル部)
昨年、この大会の時期に大阪遠征を組んで、この大会を観戦したんです。それが今年は初出場で決勝まで進めたので驚いています。初戦(準々決勝)は、僕も含めて、みんな動きが硬かったですね。準決勝に勝つことができましたが、東北大は強かったですし、最初に3点を取ることができたのは良かったです。これまで多摩大には一度も勝つことができていないので、明日の決勝戦では何がなんでも勝ちたいですし、何度も対戦しているので難しさはありますが、戦うしかありませんね。

夘都木滉太選手(北海道大学エスペランサ)
大会が始まる前から、自分たちの技術やフィジカルは、全国レベルではないのではないかと思っていました。そこで頑張って守備をして、少ないチャンスで勝ちに行く戦い方を貫こうと決めました。準々決勝の神戸大戦は、それで勝つことができました。準決勝の多摩大は自分たちよりも技術的に格上でした。相手にゴール前でプレーさせない守備はできましたし、点差をつけられても諦めず残り10分でプレスをかけてできたのは良かったです。このチームの最高成績が4位なので、それを越えられるように努力したので、3位で終わらせたいと思います。

東山亮介選手(神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ)
全国大会に久しぶりに出ることができて、みんな緊張から動きが硬かったです。先制点を入れられても逆転しましたし、後半はリラックスして入ることができました。でも、そこからまた失点を重ねてしまい、チームとしてもこれまでやってきた戦い方とは違う戦い方になり、良い形でプレーできませんでした。僕らは初戦で、相手は1試合戦っていたことで勢いもあったと思います。その難しさは感じました。

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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ブルーノ・ガルシアのフットサル道場 vol.3「選手の成長のために「PMI」をつくろう」 #jfa #daihyo

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必見「フットサル道場」!
機関誌『JFAnews』で連載中のブルーノ・ガルシアフットサル日本代表監督のコラムをJFA.jpでもお届けします。フットサルの魅力や指導法など、フットサルだけでなく、サッカーにも通じるポイント満載です。
※本コラムはJFAnews2017年8月号に掲載されたものです

強化カルテはシンプルでOK

夏は、大会やキャンプが頻繁に行われることから、誰もが競技に集中できる。1年の中で最も選手が成長しやすい時期と言える。特に、成長期にある10代半ばの選手はフィジカル面が伸び、飛躍的にレベルアップするケースがある。しかし、放っておいて自然に力がつくというわけではない。今回の号では、指導者はどのように選手の成長を促すかについて触れたい。

スペインのスポーツ界には、PMI(Plan de Mejora Individual)という言葉がある。英語ではPersonalImprovementPlan(個別の強化プラン)を意味する。簡単に言うと、選手を個別に強化するためのカルテのようなもので、PMIは下図のように技術、戦術、フィジカル、メンタルという四つの要素から成り立っている。この四つを少しずつ伸ばしていけば、選手は成長するというのが私の理論だ。「強化プラン」という名前に臆せず、チーム練習や試合などで得た課題を克服するための宿題と気軽に捉えてもらいたい。プランの立て方も至ってシンプルだ。

例えば、選手に攻撃時の技術を身につけてもらいたい場合、縦パスを受けてからターンする動きに変化を加えてみてはどうか。かかとや足の甲を使って反転するパターン、一度フェイントを入れてから前を向くパターンなど複数のメニューをこなせば、実戦での引き出しも増える。フィジカルを強くしたい場合は体幹トレーニングが有効だ。それほどスペースを取らないし、選手個人のペースで体を鍛えることができる。

メンタルの強化に関してもあまり難しく考える必要はない。試合中、ゴール前で慌ててしまうような選手には、目を閉じてイメージトレーニングをさせてみよう。1日の終わりにその日の試合や練習を振り返り、自分と向き合う時間をつくるだけで翌日の過ごし方が変わってくるかもしれない。

技術、戦術、フィジカル、メンタルの要素を一度に強化する必要はない。このうち一つの項目に1日30分、毎日取り組めば、選手は必ず変化すると思う。

写真のような体幹トレーニングも、個別に行えば「PMI」の一つになる。
要は「いかに意識を高く保つか」とブルーノ・ガルシア監督は語る

個々が力をつければチームは強くなる

チームは、個人が集まってできるものだ。チームにいる全員が同じスピードで成長すればいいが、それは不可能に近い。個々がそれぞれ特徴を持っており、吸収のスピードと価値観も異なるため、成長するスピードも変わってくる。だからこそ、指導者にはチームだけでなく、個人にもアプローチしてほしいと思う。冒頭に記した四つの要素についても、フィジカル的な要素はコンディショニングコーチが、メンタルはメンタルトレーナーが、戦術は分析担当が、といったように、それぞれの指導のスペシャリストが選手個人の「強化プラン」を用意することが望ましい。

1回目のコラムでも触れた通り、私はフットサル指導者の駆け出しだった頃、高校の体育教師を兼務していた。クラスの中には必ず1人や2人、物事を習得するのに時間がかかる生徒がいる。そういう生徒には、全体の授業とは別に個別で宿題を与え、サポートしていた。

生徒に得意な科目と苦手な科目があるように、サッカー選手にも得意なプレーと苦手なプレーがある。しかし、「この期間にはこの技術を習得する」という見通しは立てなければならない。サッカーの指導者がいつまでに攻守の連係を深め、最終的にチームとして機能させるかというところに導く作業と似ている。そして、チーム全体を機能させるには、個人の能力を伸ばす必要があると思う。

どの指導者も選手を成長させるためにできる限りのことを用意したいものだ。打てる手を打った上で、最終的に選手をその気にさせる。指導者が準備したメニューによって、選手自身が成長している手応えを感じられれば、その選手のモチベーションは必ず上がる。

柔道に打ち込んでいた学生時代、私は強くなるためのメニューを自ら考え、実践した。柔道という個人競技に取り組んでいる限り、自分で考えなければならなかった。成長の道筋が明確化されず、苦しんだ時期もあったが、「個人としてレベルアップする」ことの重要性を学んだ。一人一人が力をつければチームは強くなる。だから、指導者には、チームだけではなく、個人にも目を配ってほしいと思っている。

◀vol.2「コンフォートゾーンを脱出せよ!」

多摩大が初の日本一に輝く! 桐蔭横浜大との関東決戦を制して大学王者に 第15回全日本大学フットサル大会 #jfa #JYD

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第15回全日本大学フットサル大会は25日(日)に大会最終日を迎え、岸和田市総合体育館で3位決定戦と決勝戦が行われました。多摩大学体育会フットサル部(関東1/東京)が桐蔭横浜大学フットサル部(関東2/神奈川)に5-3で勝利して初優勝。令和初の大学王者に輝きました。

決勝に先立って行われた3位決定戦では、初の3位を目指す北海道大学エスペランサ(北海道)と東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)が対戦しました。8分に東北大は北畠寛之選手のゴールで先制点を挙げます。北海道大もすぐに反撃に転じると、9分に樋口海選手が同点ゴールを決めました。19分には夘都木滉太選手がカウンターから逆転ゴールを決め、北海道大が2-1と1点をリードして折り返します。

後半に入って守備を整える北海道大に対し、東北大はチャンスをつくるものの同点ゴールを挙げられません。最後までリードを保った北海道大が、過去最高順位となる3位で大会を終えています。

共に初の決勝進出となった多摩大と桐蔭横浜大による決勝戦は、白熱のゲームとなりました。互いに慎重な立ち上がりを見せた中で、桐蔭横浜大がCKからオウンゴールを誘発して先制点を挙げます。リードした桐蔭横浜大は、その後もカウンターからチャンスをつくり出したものの得点を挙げられません。

多摩大は12分、安井嶺芽選手が相手の裏を取ってGKと1対1になると、この決定機を逃さずに同点ゴールを挙げました。これで勢いづいた多摩大は、CKから荒木辰文選手がゴールを決めて、前半のうちに逆転します。

後半、1点を追いかける桐蔭横浜大は前線からプレスをかけますが、多摩大はロングボールでこれを回避し、相手にリズムをつくらせません。試合巧者ぶりをいかんなく見せる多摩大は、その後も得点を重ねていき、32分までに5-2とします。最後はパワープレーに出た桐蔭横浜大に1点を返されますが、多摩大が勝利し、悲願だった初の全国制覇を成し遂げました。

元フットサル日本代表選手の福角有絋監督は、「選手は自分たちで状況に応じた戦い方を選択できる集団になっていきました」と話し、その臨機応変な対応力が、チームを初の日本一に導きました。なお、優勝した多摩大学は、フェアプレー賞も受賞し、タイトルに華を添えています。

監督・選手コメント

福角有絋監督(多摩大学体育会フットサル部)
優勝まで長かったです。選手たちが本当に頑張ってくれました。それに尽きます。同時に信念を持ってやり続けたことに、みんなが付いてきてくれました。それが成果、結果として表れたことがうれしいですね。決勝ではどんな状況に陥っても、想定内という感じでしたので、動じることなく戦えました。選手たちが主体性を持ち、自分たちで自ら考えてやってくれたのが大きかったです。厳しい東京都予選を勝ち取ったことが自信になりましたし、ずっと戦ってきたライバルも強かったので、そこで切磋琢磨できているのも、このタイトルにつながったと思います。

南雲颯太選手(多摩大学体育会フットサル部)
今までやってきたことが、結果として出てうれしいです。桐蔭横浜大とは何回も試合をしてきましたが、これまでと違う強さ、プレッシャーも感じていました。それでも「油断することなく、今までどおり自分たちのフットサルをやろう」と話していましたので、それがうまくできたと思います。今後、個人的にももっと上のレベルにどんどんチャレンジしていきたいですし、少しずつでもFリーグの試合に出られるように行動をしていきたいと思います。

堤優太選手(桐蔭横浜大学フットサル部)
チームとして気合も入っていましたし、攻撃では強気でやることを意識して、良い形で先制することもできました。そこまでは先手を打てて良かったのですが、そこからマンツーマンディフェンスで、向こうの個の高いレベルに違いを見せられてしまいました。大学フットサルでは、もっと1対1で負けないところを磨かないといけないなと感じました。昨日、膝を負傷してしまいましたが、それを含めて現状での全力を出すことはできたので悔いはありません。

夘都木滉太選手(北海道大学エスペランサ)
今大会は楽しかったです。ノックアウト方式の大会に変わって、負けたら終わりということで、一つ一つ気を抜けない試合が続き、緊張感もありました。2回戦で神戸大、3回戦で多摩大と対戦し、3位決定戦で東北大と、強豪ばかりと試合ができたことも良かったです。3回生は僕を除いて、みんな今大会で引退することになっていますが、すごく雰囲気も良かったですし、貴重な体験になりました。一生の思い出に残る楽しい試合が続いて良かったです。

8/25(日) 大会3日目 3位決定戦 / 決勝戦ハイライト

第15回全日本大学フットサル大会

大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館

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フットサル日本代表候補 刈谷市にて年内最後の国内トレーニングキャンプを始動 #jfa #daihyo

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フットサル日本代表候補は年内最後の国内トレーニングキャンプを昨年12月以来となる愛知県刈谷市にて開始しました。今回は、怪我から復帰して4月以来の活動参加となるGKピレス・イゴール選手を含む19名の選手が招集されています。

ブルーノ監督よりトレーニング前の全体ミーティングで「年内のトレーニングキャンプは今回が最後となり、10月のAFCフットサル選手権東アジア予選は対戦国や試合日程も決まり、いよいよ本番が目の前に迫ってきている。前回のキャンプよりも更に集中し、有意義な時間にしよう」とメッセージが伝えられ、チームはトレーニング会場に向かいました。

初日は17:30からトレーニングを開始。この日は、ストレッチからウォーミングアップ、シュート練習、セットプレーの確認と続くこれまでのトレーニングキャンプとは異なり、ウォーミングアップから実戦を想定したトレーニングとなりました。その後はフルピッチで紅白戦を行い、初日のトレーニングはトータル90分で終了しました。

今回は、来月の国際親善試合が開催される愛知県でトレーニングキャンプが行われることもあり、50名近くの方が会場でトレーニングを観覧しました。チームは2日目に午前・午後の2部練習、3日目は午前にトレーニングを実施予定です。トレーニングは終始一般開放しておりますので、ぜひ会場にて代表候補選手達のスピード感や熱気を体感してみて下さい。

選手コメント

FP 仁部屋和弘選手(バサジィ大分)
キャンプ初日から紅白戦があり強度の高い練習でした。3日間でAFC東アジア予選に向け細かいところの精度を高めていきたいです。前回大会はとても悔しい思いをしたので今回は優勝したいです。そのためにも常に前進していきます

FP 滝田学選手(ペスカドーラ町田)
グループとしてのトレーニング強度はとても高いものでした。明日からもっと細部にこだわり、向上していけるよう、本番を想定して頑張ります。自分としてはこの時期だからこそ、もっと攻守に渡りチャレンジしていきたいです。

FP 皆本晃選手(立川・府中アスレティックFC)
通常の国内合宿と違いゲーム形式中心で初日から行われました。確認しながらの練習よりもゲーム形式の方がより監督の介入が少なくなり選手同士の連携やコミニュケーションが求められます。監督の作る大きな枠組みはもう完成してきており、あとは選手同士が細かい部分を修正し合っていくフェーズに来ています。この合宿も含めてAFC東アジア予選まで限られた時間を有意義に使っていきたいと思います。

スケジュール

8月26日(月)17:30トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開
8月27日(火)10:00/17:30トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開
8月28日(水)10:00トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アジアクラブ王者の名古屋、接戦を勝ち切る! ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第14節~ #jfa

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8月23日(金)から25日(日)の3日間、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第14節の6試合が行われました。

今季唯一の開催となる大田区総合体育館での試合では、Fリーグ選抜対立川・府中アスレティックFC、フウガドールすみだ対名古屋オーシャンズがそれぞれ対戦しました。

5連敗中の立川・府中アスレティックFCは、連敗脱出を狙い序盤から積極的に攻撃を仕掛けました。この攻撃を粘り強く跳ね返すF選抜でしたが、14分、GK上原拓也選手がクリアし損ねたボールをジョー選手が無人のゴールに流し込み、立川・府中が先制に成功します。先制点に勢いを得て攻勢を強める立川・府中に対し、集中した守備でゴールを守るF選抜は、追加点を許さず0対1で前半を折り返します。迎えた後半、まずは1点を返したいF選抜でしたが、なかなか得点を奪うことができず、4分弱を残し畠山勇気選手をGKにパワープレーを開始します。しかし、チャンスを作りながらも決めきれず、1点をのリードを守った立川・府中が0対1で勝利。連敗を脱しました。

前回の対戦で名古屋に大敗しているすみだは、雪辱を果たすべくこの試合に臨みました。対する名古屋は、AFCフットサルクラブ選手権2019でアジアクラブチャンピオンに輝き、帰国後初のリーグ戦となりました。序盤から積極的に得点を狙う名古屋でしたが、先制したのはすみだ。6分、宮崎曉選手のアシストから渡井博之選手がゴールし、1点をリードします。同点を狙う名古屋は16分、安藤良平選手のゴールで追いつき、前半は1対1のドローで折り返します。迎えた後半、星翔太選手のゴールで名古屋が逆転に成功すると、すみだはカウンターから田口元気選手がゴールし同点に追いつき、一歩も譲らぬ展開に。32分、ペピータ選手のゴールで勝ち越しに成功した名古屋でしたが、すみだも負けじと得点を狙い、36分、デネル選手のループシュートで再度同点に追いつきます。3対3の同点から勝負に出た名古屋は、ペピータ選手をGKに置きパワープレーを開始。タイムアウトも有効に使いながらすみだゴールに迫ると、試合時間残り49秒でラファ選手がゴール。1点を追うすみだはデネル選手をGKにパワープレーを仕掛けますが追撃及ばず3対4で試合終了。タイトなスケジュールで疲労を見せながらも、アジアクラブ王者の名古屋が勝負強さを見せました。

次節で名古屋オーシャンズと対戦するのは、初勝利を目前にしながらも、試合終了直前に追いつかれたボアルース長野です。今季未勝利ながら、若手選手の活躍もあり徐々に成長を見せる長野が強敵にどう挑むのか、注目です。暫定首位のバサジィ大分は、湘南ベルマーレに完封勝利を収め、順位をキープ。次節ではフウガドールすみだをホームに迎えます。この試合は、大分放送で生中継が予定されています。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督コメント

山田マルコス勇慈監督(立川・府中アスレティックFC)
この試合に関しては相手がどうというよりも、立川・府中らしさを見つけるための試合でした。連敗をストップできたことがうれしいですし、いいフットサルができました。スコアは1対0ですが、攻撃のボリュームもよかったですし、いいシーンも多かった。それに守備でも、成功していました。ただ、得点を動かさないと何も起こらないので、次の課題に練習から取り組んでいきたいと思います。この試合では「カバー」の意識を感じました。ピッチ内の選手が必死でプレーしてくれましたし、僕のこともカバーしてくれました。そういった意味で、全員でつかんだ勝利だと思います。

金井一哉監督(Fリーグ選抜)
平日の夜に、多くの観客の皆様に来ていただき、ありがとうございました。また、こういうホームゲームを作ってくれるフウガドールすみだにも感謝しています。試合は0対1で敗戦でした。自分たちでこの結果を受け止めて、次に向けてできたこと、修正すべきことを明確にしながら前に進んでいきたいと思います。

フエンテス監督(名古屋オーシャンズ)
ファンの皆さんには、十分に満足して帰ってもらえる試合になったのではないかと思います。両チームともに勝利を目指し、どちらが勝ってもおかしくないゲームでしたが、私たちに運が転がってきました。上位チームの対決にふさわしいゲームだったと思います。ハードスケジュールの中で、選手が打ち勝ってくれたので、選手たちにこれ以上の要求はできません。アウェイのリーグ戦を終えて、そのままAFCフットサルクラブ選手権に向かい、すぐに試合があるというのは、チームにとってタイトなものでした。コンディションがベストではなかったのは、正直なところです。選手のパフォーマンスを上げてリーグを盛り上げていくためにも、今後は準備や調整も大事になってくると思います。

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
「勝点1が欲しかった」というのが正直な感想です。長いリーグ戦では、こういうゲームを引き分けることも大事だと思います。ホームゲームなので勝ちたい気持ちも強かったですが、試合の展開を考えると引き分けることで次回の名古屋戦に繋げることができたのではないかと思います。プレーオフに向けて地力を上げられる自信がありましたし、名古屋に勝点取らせない試合をしたかったです。自分たちの課題は明確にあります。その部分は、全員が認識しています。劣っているからこそできることを全力で出し切り、勝負に持ちこむことがフウガドールすみだらしさだと思います。この試合では、そこまで持ちこむことができたので、選手の頑張りを称えたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

大会情報はこちら


フットサル日本代表候補 年内最後の国内トレーニングキャンプを終える #jfa #daihyo

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8月26日(月)より行っているフットサル日本代表候補の国内トレーニングキャンプは最終日の3日目を迎えました。
ブルーノガルシア監督は今回のトレーニングキャンプを「試合期」と位置づけ、実戦に近いメニューを行います。

最終日は全体でウォーミングアップを行った後、代表チーム恒例のペラドン(選手・スタッフ全員参加のミニゲーム)を実施、和やか雰囲気の中、選手たちは紅白戦に向けて準備を進めます。その後はセットプレーの確認を行い、最後はフルコートでの紅白戦を実戦と同じ条件で行いました。3日間の集大成となる紅白戦では、各選手がセット間でコミュニケーションを積極的に取りながら相手ゴールに迫りました。

トレーニング終了後のミーティングでブルーノガルシア監督は、「3日間通して本当に充実したトレーニングキャンプになった。全員がチームのために献身的なプレーができるようになってきている。いよいよワールドカップ出場に向けた最初の本番であるAFC選手権予選が目前に迫っているので、解散後もチームでそれぞれが高い意識をもって日々トレーニングに励んでほしい。また来月の国際親善試合で再会しよう。」と話し、キャンプを締めくくりました。

選手コメント

GK ピレス・イゴール選手(ペスカドーラ町田)
この合宿は3日間選手達が高いレベルでプレーしていました。AFC東アジア予選に向けて、とてもいい準備が出来たと思います。キーパー達としては、1対1の場面をキーパーコーチからもっとセービングが出来るようにコミュニケーションを取りながら修正してきました。
私としては、4ヶ月ぶりに代表に復帰できて本当に嬉しいです。これからも日本のゴールマウスを守れるように頑張ります!

FP 吉川智貴選手(名古屋オーシャンズ)
3日間非常に良いトレーニングができました。いつもより深い部分まで突き詰めてトレーニングができたと思います。来月には国際親善試合も控えているので、良い試合ができるようコンディションを整え、さらに細かい部分まで突き詰めていけたらと思います。

FP 森村孝志選手(ヴォスクオーレ仙台)
3日間強度高く練習ができました。自分の武器は対人と左からのシュートだと思っていて、今回はそういった強みを出せたと思います。でも、まだまだ波があるなと思いましたし、その波をなくせるように日々の練習から取り組んでいかないといけないと思いました。

FP 堀米将太選手(エスポラーダ北海道)
年内最後の国内トレーニングキャンプが終わりました。今回も初日から強度の高い集中した練習ができました。ここでしか味わえない経験があり、たくさんの刺激を受けました。AFC選手権予選に呼ばれるように、自チームに戻ってまた頑張りたいと思います。

スケジュール

8月26日(月)17:30トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開
8月27日(火)10:00/17:30トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開
8月28日(水)10:00トレーニング (ウィングアリーナ刈谷) ※一般公開

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

EXILE CUP 2019 関東大会2 港南ユナイテッドがチーム創設以来、初の全国大会出場へ #jfa

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予選大会11会場目となる関東大会2が8月25日(日)に初めて千葉県開催され、当日会場となったフクダ電子フィールドには、52チームが集結しました。
開会式には、E-girls /Flowerの佐藤晴美さん、Flowerの重留真波さん、そして元バレーボール女子日本代表選手の栗原恵さんが駆け付け、「今日を振り返った時にすごくいい大会だったと思えるように、そしてケガがないように元気に過ごしてください」と子どもたちにエールを送りました。
予選リーグは4チームずつ13ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームの中から成績上位の3チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出します。
3連勝で予選リーグを突破するケースが多く見られる中、接戦だったEブロックでは前回大会準優勝の八千代町SS(茨城県)が2連勝を飾る一方で、FCアンビシオン(東京都)も2連勝し、決勝トーナメント進出をかけた両チームの対戦となります。打ち合いの末に4-4のドローとなり、得失点差でFCアンビシオンが1位通過を決めましたが、八千代町SSもワイルドカードとして決勝トーナメントに臨むこととなりました。

実力のあるチーム同士による好試合やPK戦にもなる激戦の決勝トーナメントを勝ち上がったのは、FCジョカーレ(埼玉県)と港南ユナイテッド(東京都)の2チームです。
登録選手は、FCジョカーレが6人、港南ユナイテッドは5人、と少ない人数でも技術と強い精神力でここまで試合をしてきました。
決勝戦は序盤から互いの積極的な攻撃が目立つ試合となり、両チームとも強烈なシュートでゴールを脅かす中、先制したのはFCジョカーレでした。ゴール正面で得た間接FKから豪快なシュートをでネットを揺らし、1点差で前半は終了しました。
後半開始直後には港南ユナイテッドが同点に追いつくことに成功すると、その後も追加2点を決めて逆転に成功します。追い込まれたFCジョカーレは試合終盤に怒とうの攻めを見せますが、1点差に詰め寄るも相手の好セーブに阻まれ、3-2で港南ユナイテッドが大会初制覇を果たしました。

優勝:港南ユナイテッド(東京都)
準優勝:FCジョカーレ(埼玉県)
3位:ちはら台SC(千葉県)、FCアンビシオン(東京都)

チームは9月15日(日)に愛媛県今治市で行われる全国決勝大会に進出します。
次回の関西大会2は、9月1日(日)に奈良県フットボールセンターで行われます。

優勝チームコメント

別所克也さん(港南ユナイテッド保護者代表)
今日は5人ギリギリで交代もなくやっていました。今日は監督がいなかったので、指揮を執っていたのは子どもたちです。フォーメーションなども自分たちで決めて、誰に頼るでもなく頑張ってくれました。ラッキーな場面もいっぱいありましたし、決勝もハラハラする展開でしたが、最後までよく粘って逆転してくれました。

鴻野誠賢選手(キャプテン/港南ユナイテッド)
自分たちで戦い方を決めて、最初はドリブルばかりだったけど、だんだんパスを回せるようになって、決勝ではいい試合ができました。個人的には得意のヘディングでいっぱいシュートを決められて良かったです。僕はディフェンスの選手なので、決勝大会では全試合を無失点で抑えて優勝したいです。相手との1対1には負けない自信があるので、それを決勝大会でも見せたいと思います。チームとしてはどんどんパスを回して、その中でもドリブルなどでそれぞれの個性も出せるようにしたいです。

峰岸世成選手(港南ユナイテッド)
みんな声を掛け合って、助け合いながらプレーできたことは良かったです。個人としてはボールを貰う時のトラップや状況判断がうまくいきました。決勝でのプレーは100点中60点くらい。周りから見たら足りない部分もあったと思います。決勝大会でも優勝して、みんなでいい思い出を作りたいです。

宮前就旭選手(港南ユナイテッド)
今日はみんなで声を掛け合い、しっかりと周りが見えていたので、たくさんゴールが奪えたんだと思います。5人だと交代がいなくて、バテても頑張らなきゃいけなかったので大変でした。決勝大会では自分でも積極的にドリブルを仕掛けつつ、仲間の力も引き出すプレーをしたいです。

準優勝チームコメント

高橋健太郎監督(FCジョカーレ)
今日一日、諦めないで頑張るという気持ちをちょっとずつでも積み重ねられたことは良かったです。港南ユナイテッドさんはすごく強かったです。子どもたちには普段から、『最後は強い気持ちが何かを引き寄せる』と言っています。ウチと相手はやっていることは似ていましたが、彼らのほうが普段からの頑張りなどで勝っていたのかもしれません。ここまで来れるようになれたので、次はファイナルで勝てるように、メンタルの部分で成長してほしいと思います。

3人の日本代表監督が「リスペクト」を考える~リスペクトフェアプレーデイズ2019~ #jfa #daihyo #nadeshiko

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日本サッカー協会(JFA)は9月1日(日)から10日(火)まで「JFA リスペクトフェアプレーデイズ2019」を設置しています。今年も、地域・都道府県サッカー協会、Jリーグや各種連盟と協力し、各種試合における「リスペクト・フェアプレー宣言」やバナーの掲出等を行い、7日(土)に日本サッカーミュージアム内でリスペクトシンポジウムを開催します。
リスペクト、フェアプレーについて考えるこの期間を前に、森保一SAMURAI BLUE(日本代表)監督、高倉麻子なでしこジャパン(日本女子代表)、ブルーノ・ガルシアフットサル日本代表監督に「リスペクトはなぜ必要なのか」を聞きました。

コメント

森保一 SAMURAI BLUE監督
サッカーは自分ひとりだけでは試合にならないですし、相手チームがいる、レフェリーがいます。また、自分のチームもチームメート、仲間がいて試合ができる。指導者がいて環境づくりをしてくれる。保護者やサポーターなど支援してくれる方がいて試合ができる。自分ひとりじゃ試合は成り立ちません。練習も同じことが言えます。周りの人がいるからサッカーができる。それはサッカーだけではなく、日常生活を考えても、本当にいろんな方がいて、自分も生かされていると思います。
私はサッカーをできる感謝の気持ちを持つことが大事だと思っていますが、選手たちには感謝することを押し付けてはいけないと思います。ただ、日頃からいろんな人が環境づくりをしてくれて自分たちがプレーする場がある。そのためにどういう行動をするかというと、シンプルに「ありがとうございます」と伝えることが挙げられます。そう思っていても言えない性格の選手もいます。ただ、自分だけではサッカーができないということを想像してほしい。そういうことはタイミングを見て話しています。
選手たちは好きなことを思い切りやっているということを表現してほしい。試合であれば、個々が持っているものを100パーセント出す。あとはチームのために自分の力を出し切っていくということ。見ている方々に我々が最後まで戦い抜いていること。そうすることによって恩返しになればと思っています。

高倉麻子 なでしこジャパン監督
サッカーは団体競技で、自分たちの技を磨いて試合に勝っていくことが大きな目標ですが、相手がいてこそ試合ができるということを忘れてはいけません。また、いろいろと関わって、手伝ってくれている人たち、サポートしてくれる人たちがいてこその選手や指導者だと思っています。みんなでつくっている輪だと思うので、お互いが理解し尊重し、その輪をつくっていくことは本当に大事なことだと思います。
私自身はリスペクトを体現するために、常に選手と向き合って、その選手がどうしたらレベルアップしていけるかを考えています。一人一人、個性も違いますし、考え方も違います。それを尊重しつつ、チームとして同じ方向に向かっていくためには対話が非常に大事だと思うので、なるべく多くの選手とまめにコミュニケーションを取るように心がけています。試合のときも相手を倒すという強い意気込みで臨んでいますけども、選手たちのバックグラウンドにある努力であるとか、そういったことを考えると、私たちの選手も相手の選手もその努力の日々は同じなのではないでしょうか。そういうことを考えれば、試合の勝敗に関わらず、選手に挨拶しに行ったり、相手監督やスタッフの皆さんには試合前から「頑張ろうね」と挨拶したりするのは大事だと感じます。みんなを尊重して、大きなサッカーをつくっていきたいと考えています。

ブルーノ・ガルシア フットサル日本代表監督
リスペクトとは普遍的な価値観、倫理観だと思います。このことと、それを体現するための行動様式をもって社会との共生が可能になると思っています。これがなければ、世の中は荒れたジャングルのようになり、生活は難しくなるでしょう。スポーツにおいては、この感覚があらゆる活動や場面で具体化されます。まずは自尊心をもって初めて相手に向けられるものだと思いますが、それに加えて、仲間、指導者、審判、ファン、あらゆる関係者に向けられるべきで、それは子どもの頃から家族、先生、コーチと、成長過程を通じて教育されるものです。
フェアプレーは、私たちが規律に対して持つ敬意の最高位にある精神です。試合は競争を伴う環境の中で、時に一線を見失いそうになりますが、そうさせないようにはっきりと一線を示すための、非常にはっきりしたルールだと思います。

ペスカドーラ町田と湘南ベルマーレの境川決戦、今シーズンは町田が全勝!~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第15節~ #jfa

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8月31日(土)、9月1日(日)の2日間、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第15節の6試合が行われました。

同じルーツを持つチーム同士、境川決戦として盛り上がるペスカドーラ町田対湘南ベルマーレの一戦は、今季2度の対戦でどちらも町田が勝利しています。この対戦も1400人を越える観客が集まり、熱戦を繰り広げました。両チーム集中した入りを見せ激しい攻守の切り替えを展開すると、8分、林田フェリペ良孝選手がカットしたボールを刈込真人選手が受け、リターンパスを林田選手が突き刺し、湘南が先制に成功します。1点を追う町田は10分、菅谷知寿選手との連係から金山友紀選手がゴールし試合を振り出しに戻すと、12分には森岡薫選手のアシストから室田祐希選手がゴールし逆転に成功。2対1と町田リードで前半を終了します。迎えた後半、流れの中やセットプレーから再三チャンスを作る湘南でしたが、これを町田が集中した守備で跳ね返します。得点を奪えない湘南は3分弱を残し、ロドリゴ選手をGKに置きパワープレーを開始。しかしここでも得点を奪えず、試合終了間際には室田選手にパワープレー返しを浴び、3対1。このまま試合が終了し、今季の境川決戦は3戦全勝の町田に軍配が上がりました。

今季唯一の函館アリーナ開催となったエスポラーダ北海道対Fリーグ選抜の試合は、多くの北海道ファン、サポーターの集まる中、開始3分、F選抜GK上原拓也選手が北海道GK坂桂輔選手が前に出た隙を突きロングシュートを決め、先制に成功します。北海道は立ち上がりの失点を取り返すため、堀米将太選手や十川祐樹選手、田辺選手を中心にF選抜ゴールを脅かしますが、F選抜はこれを集中した守備で跳ね返します。
13分には熊谷利紀選手、磯村直樹選手がわずか30秒足らずで2得点をを挙げ、0対3とF選抜リードで前半を折り返しました。迎えた後半、序盤から得点を狙う北海道でしたが、26分、オウンゴールで痛恨の失点を喫し、4点を追う展開に。リズムが掴めないまま時間が経過すると、パワープレーを開始した北海道は田辺選手のゴールで1点を返しますが、追撃及ばず1対4で試合を終えました。

第16節、第17節は、全12チームが町田市立総合体育館、小田原アリーナの2会場に分かれ、2連戦を戦います。リーグ戦全33節の折り返しとなるこれらの試合は、町田会場をAbemaTV、小田原会場をJ SPORTSが放送。7日(土)に行われる中位の湘南ベルマーレと立川・府中アスレティックFCの試合は、上位に食らいつくためにどちらにとっても落とせない一戦です。8日(日)にはフウガドールすみだとシュライカー大阪の上位対決があり、見逃せない試合が続きます。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督コメント

ルイスベルナット監督(ペスカドーラ町田)
素晴らしい環境、両チームの大きな声援の中で試合ができました。スタッフの皆さんにもいい環境を作っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今回は試合の中で、色々な戦術を加えました。キャプテンの森岡薫選手が深い位置でボールを収めることができ、試合の流れをつかむことができたのでよかったと思います。また、ベテランの金山友紀選手がコンスタントに得点を挙げ、そのポテンシャルは素晴らしいものだと感じています。今後も彼の活躍に期待しています。苦しい展開の試合が続いていますが、この流れに乗って、勝利をもぎ取っていきたいです。

奥村敬人監督(湘南ベルマーレ)
アウェイにも関わらずたくさんのサポーターに来ていただき、素晴らしい雰囲気で試合ができたことをうれしく思います。境川決戦と言えばただの試合ではありません。同じルーツを持つチームとして、日本一を目指してお互い切磋琢磨していく中で3連敗してしまうことは悔しい、情けないという気持ちしか出てきません。前半、前を向けない選手が何人かいたことが一番悔しかったです。ミスをしようが目の前の相手と戦い、取り返し、奪い返すフットサルをしたかった。自分自身が選手たちをリードできず、後悔はないですが自分自身に腹が立っています。ハーフタイムには「恐れず前を向いてゴールを奪ってくれ」と話しましたが、町田はGKイゴール選手も、ディフェンスも素晴らしかったですし、そこをこじ開けられない、自分たちの力不足が露呈した試合だったと思います。ただ、これからも継続して完成度を高め、相手に脅威を与えられるようなフットサルを目指していかないと、自分たちが行ってきたことの意味を失ってしまいます。試合後には「まだまだリーグ戦は続くので、自分たちのフットサルを証明しよう」と話しました。なかなか勝てずにファン、サポーターの皆さんにも悔しい思いをさせてしまっていますが、また喜び合える日がくるようにしっかりと練習に取り組みたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

大会情報はこちら

フットサルU-18タレントキャラバン関西地区を大阪で開催 #jfa

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フットサルU-18タレントキャラバンを8月22日(木)、大阪府・マグフットサルスタジアムで実施しました。
JFAでは、2018年度より日本代表コーチングスタッフによる9地域巡回指導を行っており、代表コンセプトの共有、トレーニング実践を通じて、将来のフットサル日本代表を担う選手の育成・強化に努めています。
関西地区では、各府県から選抜された選手16名でチームが構成されました。
鈴木隆二U-20フットサル日本代表監督は、「今日のチームは限られた時間、チームの価値は自分たちで作る」と選手に話し、トレーニングに臨みました。
選手たちはお互いに声を掛け合い、アドバイスしあいながら集中したトレーニングが行われました。
鈴木監督もそんな選手たちに「全力でやる、お互いに出し惜しみしない」と応えていました。

参加選手コメント

市野僚也選手(立命館宇治高等学校フットサル同好会)
今回フットサルU-18タレントキャラバンに参加し、コミュニケーションを取り、意思疎通を図り、フィールド内で共有させることが大切だとよくわかりました。普段一緒にプレーしているチームメイトではなく、各府県から集まった人たちとプレーすることで新しい考えなども取り入れることができて楽しかったです。

大城翼選手(デウソン神戸サテライト)
今日は数的有利のディフェンスの練習を行い、普段からチームで取り組んでいる内容に似ていたので入り込みやすかったです。今日教わった内容を、普段の練習から意識して取り組んでいきたいです。今回は貴重な機会をいただきありがとうございました。

中野杏慈選手(シュライカー大阪U18)
選手一人一人がコミュニケーションを取り合いながら非常にポテンシャルの高い練習を行うことができました。自チームに戻っても今回の練習で経験したことを活かして取り組み、頑張りたいです。

ブルーノ・ガルシアのフットサル道場 vol.4「日々の練習から試合を意識してプレーさせることが自分の仕事だ」 #jfa #daihyo

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必見「フットサル道場」!
機関誌『JFAnews』で連載中のブルーノ・ガルシアフットサル日本代表監督のコラムをJFA.jpでもお届けします。フットサルの魅力や指導法など、フットサルだけでなく、サッカーにも通じるポイント満載です。
※本コラムはJFAnews2017年10月号に掲載されたものです

日本の選手は質が高い今後は活動量も必要

AFCフットサル選手権2018の予選が11月1日にスタートする。昨年、ウズベキスタンで開催された2016年大会では、日本は5位決定プレーオフで敗れ、FIFAフットサルワールドカップコロンビア2016の出場はならなかった。日本のフットサルに携わる誰もが打ちひしがれたと思う。今回はそこから這い上がるためのチャンス。早くタイ(予選の開催地)に行きたくてうずうずしている。

フットサル日本代表のチームづくりのスピードや、選手の成長具合には一定の手応えを得ている。今年、われわれはヨーロッパ遠征や国内合宿などを通じてチームの連係を深めてきた。選手たちは、攻めるときと守るとき、セットプレー時の約束事など、異なる状況で下すべき判断を理解しつつある。個々が局面に応じたプレーができるようになって、それがチーム内で統一されれば、日本というチームの軸が固まってくる。

幸運なことに、日本には高いポテンシャルを秘めた選手が大勢いる。彼らは努力家で、研究熱心で、成長しようとする意欲も強い。あとは、フットサル日本代表として活動する回数が増えれば、言うことはない。選手が持つ「質」に、連係をより深めるために必要な遠征や合宿の「量」が伴えば、代表チームも選手もワンランク上に行くと思う。

アジアのフットサル界を取り巻く環境は、10年前と比べて劇的に変化している。それは、時間とお金をかけて代表チームの強化に取り組む国が増えたということだ。今年5月、AFC U-20フットサル選手権がタイで行われた。優勝したイランは、この大会の前に2度の国外遠征を実施するなど、半年にわたって準備を進めてきたという。イランやベトナムといった従来の強豪国以外の進化も目覚ましい。特に、インドネシアとイラク、タジキスタンが育成年代の強化に取り組んでいる。このような周囲の動向を聞くと、われわれ日本も早く何か手を打たなければならないと思ってしまう。

勝負事を好むブルーノ・ガルシア監督の姿勢が選手たちに伝われば、公式戦でも普段の力を発揮しやすくなるかもしれない
(写真はU-25フットサル日本代表候補のキャンプの様子)

試合を意識して練習すれば本番で自分に期待が持てる

AFCフットサル選手権の予選でアジアの難敵と戦うことや、日本を率いて初の予選に臨むことへのプレッシャーは全くない。選手も私も、この予選のために準備してきた。久しぶりの公式戦が楽しみで仕方がない。

私は勝負事が好きで、そのために生きているようなものだ。試合や大会を通して勝ち負けを決めるということは、生きるために食べるのと同じことで、ごく自然なことだと思っている。試合や大会が迫ってくると落ち着かないとか、緊張するとか、そういう問題ではない。全ての準備(プランニング、遠征、合宿、練習、食事など)を勝つために費やしている。国際試合はトップ・オブ・トップの相手とのしのぎ合いではあるが、極度にモチベーションが上がったり、下がったりすることもない。いつも通り、落ち着いている。

選手たちにも、平常心で試合に臨んでほしいと思っているし、できるだけ自然体で試合を迎えられるよう、練習の段階から真剣勝負を求めている。練習は本番に向けた準備の場で、練習のための時間ではない。勝利に近づくための活動だと思いながら取り組んでいる。選手に対し、日々の練習から試合を意識してプレーさせることが自分の仕事だと思う。毎日の練習の目的がはっきりしていれば、「この日のために練習してきた」と自分自身に期待を抱いて大会に臨めると信じている。今後も、選手がわくわくした気持ちでAFCフットサル選手権の予選に迎えるように準備を進めていきたい。

冒頭で記した通り、今予選は昨年の悔しさを晴らし、リスタートを切るための良い機会だ。誰よりも悔しい思いをした選手たちが、日本フットサルの存在感を示すべく全力を尽くしてくれるだろう。

◀vol.3「選手の成長のために「PMI」をつくろう」

ブルーノ・ガルシアのフットサル道場 vol.5「時間を忘れて学び時間を忘れて遊ぶ」 #jfa #daihyo

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必見「フットサル道場」!
機関誌『JFAnews』で連載中のブルーノ・ガルシアフットサル日本代表監督のコラムをJFA.jpでもお届けします。フットサルの魅力や指導法など、フットサルだけでなく、サッカーにも通じるポイント満載です。
※本コラムはJFAnews2017年12月号に掲載されたものです

プロの力を借りて選手の心身をケア

11月、フットサル日本代表はA F Cフットサル選手権2018の予選を突破し、本大会への出場権を獲得した。無事、タスクを達成したことは喜ばしく、良い感触で予選を勝ち抜いた充実感も覚えている。過密日程の中、リズムを崩さずに3試合を戦ったところに大きな手応えを得た。4月の欧州遠征以来、7カ月ぶりに今回のメンバーで戦ったが、チームの連係もスムーズだった。今後に向けて期待できる内容で予選を終えられた。

本大会が開幕する来年2月まで1カ月と少しだ。12月と1月は日本の選手にとって非常に重要な時期になる。これからFリーグが佳境を迎えることを踏まえると、選手は試合や練習だけではなく、ピッチ外の過ごし方にも気を配らなければならない。そこで今回は、オンとオフの切り替え、メリハリをつけることの大切さを考えたい。

以前、日本の指導者から「日本人は休むことを知らない」という声を聞いた。選手たちがスポーツに没頭するあまり、十分な休養をとらず、疲弊してしまうケースがあるというのだ。これでは選手の努力が報われず、逆にプレーの質が落ちてしまう。選手のパフォーマンスをいかに上げるかを考えるのが指導者の使命だが、ときにはストップをかける勇気も必要で、競技レベルが上がれば上がるほど、選手を休ませ、回復させることの重要性が増す。

ひと言で「休む」と言っても、疲労はさまざまなところからくる。一般的に、スポーツは技術、戦術、フィジカル、メンタルという四つの要素から成っている。このうち、技術面やフィジカル面が疲労の原因と思われがちだが、実際は、空間認知力を必要とする戦術の思考、試合や練習の状況によって揺れ動くメンタルも疲労の原因となる。指導者には選手の心身両方をケアすることが求められるわけだが、この全てをこなすのは難しい。

心理療法士や理学療法士などプロの力を借りながら回復方法を考えることは、一つの方法だろう。私も、クラブの監督を務めていたときは、心理療法士のサポートに助けられた。例えば、公式戦で普段通りのプレーができない選手がいる場合は、その選手が試合前に感じているストレスを管理してもらった。試合に至るまでのアプローチ方法をあらゆる角度から問題をあぶり出すことによって、ハイパフォーマンスに導くのだ。

体を動かすことはもちろん、戦術を理解しようと頭を使うことも疲労の原因になる。
体と頭を休めることが、本当の意味での「休息」と言える

時間の価値が分かればメリハリをつけられる

オンとオフを切り替える重要性を伝えるには何が必要か。根本的な話にはなるが、「学ぶときは時間を忘れて学び、遊ぶときも時間を忘れて遊ぼう」と、子どものころから言い続けることだと思う。日本人は規律と礼節を重んじる国民だと世界に評価されている。規律や礼節は学校や家庭での道徳教育によって身につけているものだとすれば、生活にメリハリをつけることの重要性も、幼少期から教えることによって身につくのではないだろうか。

もちろん、大人になってからでも遅くはない。過ぎ去った時間は二度と戻ってこないものと認識し、その価値を理解すれば、生活にメリハリをつけることにつなげられる。冒頭に触れた、「休むことを知らない選手」もそうだ。いま、過ごしている時間を自分が一番好きなフットサルやサッカーに費やすためには、健康でなければならない。そして健康でいるためには休むことが不可欠なのだ。

ここまで、休養を取ることの重要性を記してきたが、自分はいまだによく母親に「休みなさい」と注意される、典型的なワーカホリックだ。休日もソファーで横になってリラックスするより、フットサルの映像や試合を見て、分析する方を選んでいる。常に動き回り、働き詰めることが苦にならないタイプだが、それでも、家族と食事に行き、友人と会って、「仕事モード」のスイッチを切る時間も大事にしている。オフ・ザ・ピッチで幸せを追求することがピッチ上での充実にもつながると思っているからだ。

◀vol.4「日々の練習から試合を意識してプレーさせることが自分の仕事だ」


F選抜が町田を下す。大阪2連勝で3位浮上~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第16節・第17節~ #jfa

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9月7日(土)、8日(日)の2日間、町田市立総合体育館と小田原アリーナの2会場で、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1第16節・第17節が行われました。全12チームが2会場に分かれ、2連戦を戦う共同開催方式で、リーグ後半戦に向け、熱戦が繰り広げられました。

第15節でエスポラーダ北海道に4対1で勝利し、今季初の連勝を目指すFリーグ選抜は、共同開催初日に暫定首位のバサジィ大分と対戦しました。開始3分、仁部屋和弘選手のゴールで大分に先制を許すと、勢いを増す大分に対し防戦一方となるF選抜。9分には田村龍太郎選手に追加点を許し、少ないチャンスを生かせずに0対2と大分リードで前半を折り返します。まずは1点を返したいF選抜でしたが、後半立ち上がりにも2失点を喫し、試合巧者の大分に1試合を通してペースを握られ、1対6で敗戦しました。

F選抜の翌日の対戦相手は、前日にボアルース長野に7対0と大勝し4連勝と、波に乗るペスカドーラ町田。前半から積極的に攻撃を仕掛ける町田に対し、粘り強い守備でゴールを守り、0対0で前半を折り返します。後半立ち上がりに昨季F選抜で経験を積んだ伊藤圭汰選手に得点を許しますが、およそ1分で同点に追いつき、33分には計盛良太選手のゴールで逆転に成功。直後に同点に追いつかれながらもさらなる町田の猛攻を防ぎます。試合終了間際に畠山勇気選手のゴールで2対3と勝ち越すと、最後まで集中した守備を見せ格上の町田から勝利を挙げました。

上位争いに食らいつきたいシュライカー大阪は、初日にエスポラーダ北海道と対戦。8分に加藤未渚実選手の個人技から先制に成功すると、その後も得点を重ね3点をリードします。前半に1点を返されながらも、後半終盤には再度リードを広げた大阪でしたが、北海道も粘りを見せ、GK坂桂輔選手の得点を含む2ゴールで1点差に迫られます。終了間際には北海道に第2PKを献上してしまいますが、これをGK檜山昇吾選手が止めて試合終了。接戦を制し、翌日のフウガドールすみだ戦に臨みました。

3位のすみだと4位の大阪との直接対決は、勝てば大阪が3位に浮上する大切な一戦。連戦の中、集中した入りを見せる大阪は6分、小曽戸允哉選手が先制点を挙げると、その後もコンスタントに得点を挙げ、前半だけで3点をリードします。対するすみだも再三チャンスを作りますが、GK檜山選手の好セーブに阻まれ、得点を奪うことができません。27分、前鈍内マティアスエルナン選手の3試合連続ゴールでダメ押しの4点目を挙げると試合終盤にも追加点。終了間際に1点を返されながらも5対2で快勝し、3位に順位を上げました。

年間で33節を行うFリーグは、この共同開催で全日程の半分を終えました。9月14日(土)にはAFCフットサルクラブ選手権により未消化となっていた、第13節の名古屋オーシャンズ対湘南ベルマーレが行われます。暫定2位の名古屋が首位に浮上する可能性もあり、暫定首位のバサジィ大分、3位につけるシュライカー大阪にとっても油断できない試合がつづきます。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督・選手コメント

畠山勇気選手(Fリーグ選抜)
ペスカドーラ町田に勝利したことは、うれしいの一言です。絶対に勝ちたいという気持ちでプレーしていたので、得点ができてよかったです。このいい流れを次の試合に持っていけるように、がんばりたいと思います。

計盛良太選手(Fリーグ選抜)
なかなか勝てていない中で、ペスカドーラ町田に勝つことができて、本当にうれしいです。チームのコンセプトとしてカウンターでは走る、というのは決めていて、GKと2対1の局面を作れ、いいパスから得点を挙げることができたのでよかったです。これからもひとつでも多くのゴールを奪えるように、がんばりたいと思います。

比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)
フウガドールすみだとの直接対決で勝点3を取れたのは、とても重要なことです。リーグ戦は半分残っていますので、プレーオフに出場するためにはもっと自分たちもよくなっていかなければ上位に残れないと思います。これからも色々なところを修正して、プレーオフを目指してがんばって続けていきたいと思います。

檜山昇吾選手(シュライカー大阪)
2戦目は少ない失点でしたが、相手の攻撃も嫌でしたし、フィールドプレーヤーに助けられて失点をしなかった部分もありました。全員で守備をして全員で攻撃できたのがよかったと思います。プレーオフを目指していて、2戦目はとても大事だったので勝ててよかったですし、次の試合に向けてしっかりと準備をしたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

大会情報はこちら

女子フットサルタレントキャラバン エスポラーダ北海道イルネーヴェで開催 #jfa #nadeshiko

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9月4日(水)、北海道・北海きたえーるにて女子フットサルタレントキャラバンを実施しました。
「女子フットサルタレントキャラバン」は、日本女子フットサルリーグに参加する8チームを対象に、フットサル日本女子代表コーチングスタッフが、代表チームのコンセプトの共有を行い、早い段階から代表選手として求められることを理解し、日本代表を意識することによる選手個々の強化を推進することを目的に実施しています。
当日はJFA公認指導者を対象としたリフレッシュ研修会を実施した後、エスポラーダ北海道イルネーヴェの選手とトレーニングを行いました。フットサル日本女子代表の木暮賢一郎監督と内山慶太郎ゴールキーパーコーチが指導者となり、フットサル日本女子代表の戦術を1つ1つ繰り返し、体に覚えさせていきます。最後は、トレーニングで得られた戦術を試合形式で実践しました。

コメント

木暮賢一郎監督(フットサル日本女子代表)
今年のタレントキャラバンはエスポラーダ北海道イルネーヴェからスタートとなりました。日本代表コーチングスタッフとしては1年に1回、直接選手と関わることができる貴重な機会でもあり、非常に楽しみにしています。
全選手高いモチベーションでトレーニングに取り組んで頂き、有意義な時間となりました。また、チーム関係者やスタッフの皆様にも、1週間のトレーニングの中の貴重な1セッションを提供して頂いたことに改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。この活動が女子フットサルの成長に少しでも繋がっていくことを心から願っています。

内山慶太郎 GKコーチ(フットサル日本女子代表)
フットサルタレントキャラバンは、代表チームのコンセプトを共有する機会です。また、活動の少ない女子チームにとって代表チームを編成する上で直接選手に接することができ、選手のパフォーマンスを見られる貴重な機会となっています。また、チームの指導者との情報共有が図れる有意義な場でもあります。
女子フットサルの場合は、専門のGK指導者が不足している状況にあり、専門のトレーニング方法が普及していない状況にあります。今回のタレントキャラバンは、どうプレーすることが自分にとってより良いプレーに繋がるのか、そういったトレーニング方法を提供できる機会です。タレントキャラバンで共有された情報をぜひ自チームのトレーニングにもつなげてほしいと思います。

菅野大祐監督(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
今回、このような学びを機会を与えてくださり感謝いたします。フットサル日本女子代表のコンセプトとプレーモデルを作り出した背景を講義で聞き、実技に入りました。コンセプトの落し込みから発展させる中で、フットサルの原理原則に基づき攻守の駆け引きによって目的である攻撃のコンセプトを成功させていく過程を学ぶことが出来ました。今後の活動に活かしていきこれからも指導者として学び続けたいと思います。

土屋浩コーチ(エスポラーダ北海道)
攻守の原理原則に基づき、フットサル日本女子代表のフィロソフィーとして、その局面の時に「私たちはどのように振舞えば良いのか」ということを講義やトレーニングの中で落し込んでいく様子はとても内容の濃いものでした。また、今回は攻撃時のトレーニングでしたが、トレーニングの中で徐々に選手たちが日本代表のフィロソフィーに基づいたプレーをしていく様子は短時間でも自分のフィロソフィーを落し込んでいけるということを感じました。
すべてはチームの成功に結び付けるにはどうすれば良いのか、指導者としてのフィロソフィーが重要となることを改めて感じ、試合だけでなくトレーニングでも準備の重要性を痛感しました。
今回、忙しい日本代表活動の中でこのような機会を設けて頂き、非常に濃密な時間を過ごすことができました。木暮監督含め、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

山本楓果選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
タレントキャラバンを通して、今の自分には何ができて何が足りないのかを自分の視点だけでなく、客観的に見て聞いて感じて学べたことはとても大きかったと思います。
普段の練習の中では突き詰められない細かいプレーや意識の部分を見直し、改善につなげるためにはどのような準備をするばきか学ぶことができました。1つのプレーに対して答えは1つではないけれど、何が一番効果的かを理解していることはとても重要だと感じました。常に予測をし続けることはゴレイロにとって大切ですが、その予測をどのようにすればものにできるかを考え、理解しながら練習に取り組めたことは、今後の自分のプレーを良い方向に変える鍵になると思いました。
今回学んだことは日本代表に限らず自チームでも必ず活かせます。中身の濃い1日を過ごせて楽しかったです。日本代表を視野に入れてこれからも取り組んでいきます。

北林莉子選手(エスポラーダ北海道イルネーヴェ)
今回、数的有利を意図的に自分たちで作り出すということを教えて頂きました。周りの関係性も重要だったので、その2つを平行してプレーすることがとても難しかったのですが、その中で選手一人一人が目的を理解し、非常に質の高い練習をすることができました。教えていただいたこをと含め、戦術の引き出しをもっと増やして、その状況にあったプレーができるよう日々練習していきたいです。

フットサル日本代表 メンバー・スケジュール~フットサル国際親善試合 対フットサルタイ代表(9/23@新潟・9/25@愛知) #jfa #daihyo

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スタッフ

監督:ブルーノ・ガルシア(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木暮 賢一郎 コグレケンイチロウ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:鈴木 隆二 スズキリュウジ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:内山 慶太郎 ウチヤマケイタロウ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:下地 達朗 シモジタツアキ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手

GK
2 ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田)
1 関口 優志 セキグチユウシ(名古屋オーシャンズ)

FP
9 森岡 薫 モリオカカオル(ペスカドーラ町田)
11 星 翔太 ホシショウタ(名古屋オーシャンズ)
14 西谷 良介 ニシタニリョウスケ(名古屋オーシャンズ)
8 滝田 学 タキタマナブ(ペスカドーラ町田)
5 皆本 晃 ミナモトアキラ(立川・府中アスレティックFC)
7 森 洸 モリヒカル(バサジィ大分)
10 仁部屋 和弘 ニブヤカズヒロ(バサジィ大分)
4 芝野 創太 シバノソウタ(バサジィ大分)
6 吉川 智貴 ヨシカワトモキ(名古屋オーシャンズ)
15 森村 孝志 モリムラタカシ(ヴォスクオーレ仙台)
16 田村 友貴 タムラユウキ(シュライカー大阪)
3 室田 祐希 ムロタユウキ(ペスカドーラ町田)
13 加藤 未渚実 カトウミナミ(シュライカー大阪)
12 堀米 将太 ホリゴメショウタ(エスポラーダ北海道)

スケジュール

9月16日(月・祝)18:30トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月17日(火)10:00トレーニング(刈羽村総合体育館)※一般公開
17:00トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月18日(水)10:00/17:00トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月19日(木)10:00/17:00トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月20日(金)10:00/17:00トレーニング(長岡市みしま体育館)※一般公開
9月21日(土)16:00トレーニング(シティホールプラザアオーレ長岡)※一般公開
9月22日(日)TBC公式練習 ※非公開
9月23日(月・祝)14:00国際親善試合 対フットサルタイ代表 第1戦
(シティホールプラザアオーレ長岡)
9月24日(火)TBC公式練習 ※非公開
9月25日(水)19:30国際親善試合 対フットサルタイ代表 第2戦
(武田テバオーシャンアリーナ)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合

[ 第1戦 ] 2019/09/23(月・祝) 14:00キックオフ(予定)
対タイ代表(新潟/シティホールプラザアオーレ長岡)

[ 第2戦 ] 2019/09/25(水) 19:30キックオフ(予定)
対タイ代表(愛知/武田テバオーシャンアリーナ)

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女子フットサルタレントキャラバン-福井丸岡RUCKで開催 #jfa #nadeshiko

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9月7日(土)、福井県・フクセンアリーナにて、福井丸岡RUCKを対象に女子フットサルタレントキャラバンを実施しました。
タレントキャラバンに先立ち実施されたフットサル日本女子代表木暮賢一郎監督によるJFA公認指導者を対象としたリフレッシュ研修会も聴講した選手たちは、指導者が日々どう研鑚を積んでいるか、また、木暮監督がどうプレーモデルを組み立てているか、普段なかなか聞けない話に興味深く聞き入っていました。
トレーニングは気温37度を超える厳しい環境の中、全選手が集中を切らすことなく、木暮監督の要求するプレー一つ一つを体に覚え込まそうとトレーニングに臨んでいました。

選手コメント

荒井一花選手(福井丸岡RUCK)
今回のタレントキャラバンでは、ボランチとラインカットを行いました。講義を受けてからのトレーニングだったので、いいイメージを持ってトレーニングすることができました。ボランチ、ラインカットは受け手と出し手のタイミングが合わないとボールを奪われピンチになるので、タイミングを合わせることが大事だと思いました。今回習ったことをサインを出してからではなく、自然にできるようにしていきたいと思いました。

池内天紀選手(福井丸岡RUCK)
今回タレントキャラバンに参加して、攻撃での数的有利を作ることを学びました。味方とのタイミングや相手の立ち位置などを見て、今自分がどのような動きをしなければならないのか意識してプレーしました。もっと自分たちから意図的に相手を動かし、相手より有利に攻撃できるようにしたいと思いました。今回学んだことを自分のプレーに活かし、よりレベルアップしていきたいです。

浅野樹選手(福井丸岡RUCK)
講義で学んだことを実技でコート内で表現できるように意識しました。ゴレイロのトレーニングではポジショニングの高さを意識しました。前に出てコースを限定するのか、一歩下がって反射してシュートストップするのかの判断を早くしていきたいと思いました。失点しても何がいけなかったのか、修正点を見つけて次から同じ形で失点しないようにしていきたいと思います。学びや気づきがたくさんありました。今シーズンまだまだ続くので、チーム全員で力を合わせて勝っていきたいと思います。

EXILE CUP 2019 関西大会2 宝塚CABO夢チャレンジが悲願の初優勝! #jfa

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EXILE CUP 2019 予選大会最後となる関西大会2が9月1日、初めて奈良県で開催され、会場の奈良県フットボールセンターには52チームが集結しました。

開会式には、EXILE/FANTASTICSの佐藤大樹さん、FANTASTICSの木村慧人さんと中島颯太さん、DOBERMAN INFINITYのKUBO-CさんとKAZUKIさん、DreamのAmiさんとAyaさんが駆け付け全員から激励の言葉が選手たちに送られました。また、昨年の決勝大会で優勝した地元チーム、ディアブロッサ高田FCの梶山叶晃キャプテンから佐藤大樹さんに優勝カップが返還され、クリスタル盾が贈られました。

予選リーグは4チームずつ13ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロックの1位チームと、2位チームの中から成績上位の3チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出します。目を引いたのは女子選手のみのFC COCORO KYOTO(京都県)と奈良葛城ガールズ(奈良県)。奈良葛城ガールズは日頃から男子と混じってもスタメン出場する選手もおり、予選リーグ3連勝という見事な成績で決勝トーナメント進出を決めました。

決勝トーナメントでは予選以上に選手たちの勝ちたい気持ちが前面に出た熱く激しいプレーが見られました。準決勝では昨年王者のディアブロッサ高田FCとHattrickサッカースクール(京都府)が対戦し、Hattrickサッカースクールが3点のリードを奪い、ディアブロッサ高田FCは意地を見せ2点を返したものの一歩及ばず、3-2でHattrickサッカースクールが決勝進出を決めました。

決勝戦は、過去3度出場した中でベスト8で敗退し悔し涙をのんでいた、宝塚CABO夢チャレンジ(兵庫県)との戦いになりました。序盤から攻守の切り替えが早い展開となりますが、ペースは宝塚CABO夢チャレンジが握り、自陣からのロングキックが直接ゴールネットを揺らして1-0で折り返すと、追い掛けるHattrickサッカースクールは相手GKの好守に阻まれ同点ゴールには結びつきません。すると、宝塚CABO夢チャレンジは一瞬のスピードを活かし連続ゴールで3-0と突き放すとそのまま試合終了となり、悲願の関西大会初優勝となりました。チームは9月15日に愛媛県今治市で行われる全国決勝大会に進出します。

優勝:宝塚CABO夢チャレンジ(兵庫県)
準優勝:Hattrickサッカースクール(京都府)
3位:YF NARATESORO(奈良県)、ディアブロッサ高田FC(奈良県)

次回の関西大会2は、9月1日(日)に奈良県フットボールセンターで行われます。

優勝チームコメント

川越一輝監督(宝塚CABO夢チャレンジ)
試合時間が短い点は難しいですが、かえって子どもたちにはいい経験ができると思っています。今日一番活躍したのは、全員と言いたいところですが、キャプテンの菅井琥珀君。攻守の要として、目立たないところで一番頑張ってくれる選手です。得点面では準決勝、決勝でしっかり決めてくれた安井郁杜君ですね。

菅井琥珀選手(宝塚CABO夢チャレンジ)
決勝戦は攻守の切り替えが激しくて一番しんどい試合でした。大会を通じてみんなでパスをつないでシュートにまで行けたことがよかったと思います。決勝大会では、今大会と同じようにシュートまでやり切って優勝できたらうれしいです。

安井郁杜選手(宝塚CABO夢チャレンジ)
今日は合計で13点決めることができ活躍できたと思います。得意なプレーはドリブルです。決勝大会でも必死に頑張って優勝したい。ドイツにも行きたいです。

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